その覚悟、本当に一生背負えるだけの覚悟ですか?

その覚悟、本当に一生背負えるだけの覚悟ですか?

私は25歳の時に入れ墨をいれました。入れた箇所は右胸から肩に掛けてで、蛇の頭をモチーフにした和彫りです。

 

何故入れ墨を入れようと思ったかというと、そのころやっていた現場仕事の仲間が入れていた、サーフィン仲間が入れていたというのも理由の一つですが、何より自分に自信が無く、入れ墨を入れることにより何か自信がつくのではないか?

 

その様に安易に考えてしまったからです。仕事仲間の知り合いの彫り師さんを紹介してもらいましたが、正直、寸前になって怖気づいて逃げ出したい気持ちになりました。

 

ところが回を重ねるごとに(通常入れ墨を入れる時は数回に分けます。)その怖さは減少していき、終わるころには逆に晴れやかな気持ちになりました。

 

入れ墨を入れる時一番痛かったのは、鎖骨に入れる時でした。入れ墨を入れる時のネックとなるのがこの痛みですが、それ以外にも全てが終わるまでは彫っている箇所を日に焼いてはいけないなどの制約もありました。

 

幸い現場仕事は長袖で作業をするために日に焼ける心配はありませんでしたが、サーフィンをする時、真夏の暑い中ウエットスーツを着なければいけないので苦労しました。

 

入れ墨を入れ終わった後は、何か妙に自信がついて気が大きくなりましたが、時間が経つとともに、自分の中身が追い付いてないことをじわじわと実感させられ、逆に惨めになっていきました。

 

その当時、結婚はしていましたがまだ子供がおらず最近になって子供ができると「本当にこのままでいいんだろうか?」「子供にどの様に説明しようか?」など様々な悩みが出てきました。

 

また仕事もその当時とは全く別の法律関係の仕事をしていることから、入れ墨を入れていることに対して後ろめたさを感じるようにもなってきました。親睦会等で温泉に入る時なども私一人入らず不思議な目で見られます。

 

今、入れ墨を入れることを考えている方にアドバイスするなら、「入れ墨を一生背負っていける覚悟が本当にありますか?」長い人生の中で、置かれる立場や環境は様々に変化します。そのこともしっかり考えた上で入れるかどうかを決めて欲しいと思います。